当日はミャンマーをはじめ近隣諸国のさまざまな海運会社や港湾工事会社など約50社もの出席をいただきました。内覧会では日本を中心とした新造船と中古船の最新市況と、さまざまな種類の中古船紹介を行ないました。また歓迎パーティーでは政府高官など、参加いただいた方々から具体的で真剣な要求を数多くいただくことができました。弊社では経済発展の可能性を大きく秘めたミャンマーの発展に貢献できることを心から願って今後も活動してまいります。

　ミャンマーは軍事政権でアメリカから経済制裁をうけており、世界最貧国のひとつと言われておりますが、実際はまったく異なり、とても物が豊富で緑があふれる素晴らしい国です。新鮮な農産物や海産物、良質な木材、ルビー、銅や石油などがとれ、人口大国である中国、インドに近いため経済基盤が十分整っております。海岸線が長く、大きな川が多いので1000dwt以下の貨物船が多く、コンテナヤードも拡張工事をしており、今後ますます発展する気配を強く感じました。ミャンマーの人々は熱心な仏教徒であるため、街中も非常に清潔で快適に過ごすことができ、食事も日本人好みでおいしく、世界一番の笑顔をどの人も見せてくれます。一般の方が行く、百貨店やスーパーマーケットでも、日本とまったく同じで物が豊富で生鮮食品も数多く揃っていたのは驚きました。人々には軍事政権で想像される暗さはまったくなく、これからミャンマーで起こることが確実と見られる経済発展に夢と希望をいっぱい抱いているように感じました。